みなさん、こんにちは!
最近のスタンはやはりビートダウン環境。公式でもコントロールは厳しいと言われてしまうほどで、最近の軽量クリーチャーの性能は高すぎると言っていいと思います。
他県からビート大国としばしば称される長野県でももちろん大量のビートダウンデッキが跋扈しています。
ビートダウン対策なくして長野ちゃんぷ(笑)にはなれないと断言してもいいでしょう。そこで今日は最近活躍しているビートダウンデッキを紹介していきたいと思います。
白系ビートダウン
GP広島の直前あたりから勢力を伸ばしてきた白青人間ビートダウンは最近の長野県の大会会場でもよく目にします。
特に性能の高い白のクリーチャーたちで、序盤からビートダウンしていき刃砦の英雄や天使の運命でフィニッシュする動きは強力です。
ウィニーの宿命として全体除去には弱いのですが、このデッキではそれをムーアランドの憑依地でカバーします。単体ではただの1/1飛行ですが、清浄の名誉が場にあると毎ターン2/2飛行を生成とシャレにならないクロックに。あるいは相手がリセットを打ってきたターンのエンドにトークンを出して天使の運命をつけてアタック!と絶えずクロックをかけてくるのでライフ管理は慎重にしましょう。トークンが飛んでいるのもポイントが高いですね。
また、このレシピには採用されていませんがマナ漏出などのカウンターを採用しているレシピもあり、相手が2マナ構えているときには注意が必要です。
もう一つ白系ビートダウンとして注意しなければいけないのがこちら
こちらは白いクリーチャーのお供にムーアランドの憑依地ではなく、緑を加えてガヴォニーの居住区を選択したパターン。
マナクリーチャーからの3ターン目 刃砦の英雄 はもはや手が付けられないレベルですしこのデッキでもリセットに対してはPWからのトークンですぐにクロックが補充でき、またガヴォニーが一旦起動し始めると、例えば刃の接合者しか展開していなくても6点、8点と十分に人が死ねるクロックに育っていくため除去を温存することもなかなかできません。
これは白青にも言えることで聖トラフトの霊は単体除去では対処できないので全体除去を使わざるを得ない状況に追い込まれてしまいますね。
・このデッキを対策する場合
白系ビートの真骨頂はやはり刃砦の英雄です。
エスパー・青黒などのコントロールであれば単体除去1枚でこと足りるので、むしろ除去の効かないミラディンの十字軍の方が脅威になりますが、除去を火力に頼っている緑赤ケッシグや赤単などのデッキでは1度英雄が場に出てしまうとまず1:2交換を強いられることとなってしまいます。
またビートダウン同士の対決でも3/4というもともと討ち取りづらいサイズなうえ、清浄の名誉やガヴォニーの居住区などでサイズを上げてくることもあり対処が困難です。
英雄がアタックした時点で本体を相討ち出来ても横からトークンが2体出てくるのも当然ながら厳しいですね。
緑赤ケッシグのような除去として金屑の嵐と何枚かの軽量火力を採用しているデッキでは、特に緑白と当たった時には相手のマナクリーチャーに軽量火力を使ってしまいたくなりますが、相手の英雄が出てくるまで引きつけてから金屑の嵐と感電破を一度にプレイすることで対戦相手の場を一掃する方が有効な場合も多いので憶えておくといいでしょう。
逆に英雄を使う側としては、この火力の合わせ技をなるべくケアしましょう。英雄がアンタップしたらもはやそのゲームはほぼ勝ちと言っていいでしょう。
剣などの装備品を持たせるのもいいですが、火力を2枚使わせたりダブルブロックで打ち取りに来たところで相手の意表を突くのに使徒の祝福や変異原性の成長なんかもアリかもしれません。
もう1つ最近長野県の大会で多く見かけるデッキがこちらです。
赤単
赤単自体が強力なデッキであることは間違いないですが、長野県、長野杯だからこそ赤単が多い理由というのが考えられます。
それは槌のコス以外のパーツが安価であること、それとプレイングが比較的簡単(だと思われがち)なことです。
長野県は地理的な要因から大きなコミュニティが成立しづらく、居住地域にカードショップすら無いプレイヤーの方が多いくらいです。
かくいう僕もそんなプレイヤーの一人で、仕事を定時に上がったとしてもFNMに参加することすら出来ません。
そういった事情や、仕事の都合などでMTGとは年に数回リミテッドを楽しむ程度の付き合い方をしているプレイヤーも多く、そういったプレイヤーが長野杯出場してみよう!となった時に1からそろえるにしても、友人からレンタルするにしても練習時間などとの兼ね合いから赤単を選択する可能性が高いからです。そういった事情はこのデッキのデッキ名からも読み取れますねw
いずれにせよ赤単へのマークも怠ると痛い目を見ると思います。
決してプレイングが簡単なデッキだと僕は思いませんが、ブン回りの爆発力はすさまじく、マナコスト順にカードをプレイしているだけで勝ててしまうことがあるのも事実ですしね。
赤単と対戦するときには、基本的に相手の序盤の展開さえ潰してしまえばあとからどうとでもなるので丁寧にクロックをつぶしていきましょう。
上の緑白ビートダウンを使用していた時には迫撃鞘→忘却の輪→ガラクと相手のクロックを除去しながら霊誉の僧兵につなげるというコントロールのように動くのが主な勝ちパターンでした。
ただ、この展開だと後手の時に相手の流城の貴族に対処出来ないので、赤単を強烈に意識するなら はらわた撃ちの採用まであります。
相手の序盤の展開を捌いてしまったらあとはコスにだけ注意を払いましょう。電位の負荷があるので要注意ですが、それをふまえても忠誠値を3以下まで落としてしまえばすぐに奥義起動とはならないので無理にアタックに行ってアドバンテージを失うくらいなら1ターンくらい放っておいても構いません。押し引きをしっかり見極めましょう。
山梨からの刺客
今回は山梨からも多くのプレイヤーが長野杯に参戦するとの情報がすでに入ってきていますが、そんな山梨からは少し軸をずらしたビートダウンがやってきそうなので注意が必要です。
そう、感染です。
ヨダさんのデッキはもはやビートダウンとは言えないかもしれませんが、このデッキを引っ張り出してきてまで僕が言いたかったこと。
それは現環境でのファイレクシアの十字軍の強さです。
上記の白系人間ビートの流行を受けて緑赤ケッシグなど除去に火力を搭載したデッキが多くみられますが、ファイレクシアの十字軍はプロテクション(赤)を持っているのでいくら回りが金屑の嵐に飲み込まれようが死ぬことはありません。
またプロテクション(白)も持っているため人間ビートにも忘却の輪で除去することのできない感染ブロッカーとして立ちはだかります。(まあ刃の接合者やミラディンの十字軍には無力なんですが)
さらに、墨蛾の生息地が飛び交う現状では黒い単体除去は破滅の刃が選択されることがほとんどなためファイレクシアの十字軍は実質プロテクション(黒)まであるといっても過言ではありません。なんとゾンビでもあるため夜の犠牲ですら除去出来ず、本当に単体除去では喉首狙いか内にいる獣くらいしか効きません。
また、ビート殺しである機を見た援軍も感染・プロテクション(白)であるコイツには効果がなく、専用にサイドカードを用意する必要があるかもしれません。
最後は駆け足になってしまいましたが長野杯本戦でもきっと多くのビートダウンを見ることになると思っています。 最近のクリーチャーは本当に質が高く油断しているとすぐにライフが0になってしまうので十分な対策をとって臨むことをオススメします。
それでは、また次回!
最近のスタンはやはりビートダウン環境。公式でもコントロールは厳しいと言われてしまうほどで、最近の軽量クリーチャーの性能は高すぎると言っていいと思います。
他県からビート大国としばしば称される長野県でももちろん大量のビートダウンデッキが跋扈しています。
ビートダウン対策なくして長野ちゃんぷ(笑)にはなれないと断言してもいいでしょう。そこで今日は最近活躍しているビートダウンデッキを紹介していきたいと思います。
白系ビートダウン
Wu Human Beatdown Deck
とりあえず接合者
Played by Kei Katou (The Finals2011 スペシャル予選 5th Place)
■ メインデッキ (60枚)
12 平地/Plains
1 島/Island
4 氷河の城砦/Glacial Fortress (M12)
4 金属海の沿岸/Seachrome Coast (SOM)
3 ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt (ISD)
4 教区の勇者/Champion of the Parish (ISD)
4 ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper (M12)
4 堂々たる撤廃者/Grand Abolisher (M12)
4 ミラディンの十字軍/Mirran Crusader (MBS)
3 刃の接合者/Blade Splicer (NPH)
2 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft (ISD)
3 刃砦の英雄/Hero of Bladehold (MBS)
4 天使の運命/Angelic Destiny (M12)
4 清浄の名誉/Honor of the Pure (M12)
4 迫撃鞘/Mortarpod (MBS)
□ サイドボード (15枚)
3 悪鬼の狩人/Fiend Hunter (ISD)
1 聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft (ISD)
3 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace (NPH)
3 審判の日/Day of Judgment (M12)
3 天界の粛清/Celestial Purge (M12)
2 四肢切断/Dismember (NPH)
GP広島の直前あたりから勢力を伸ばしてきた白青人間ビートダウンは最近の長野県の大会会場でもよく目にします。
特に性能の高い白のクリーチャーたちで、序盤からビートダウンしていき刃砦の英雄や天使の運命でフィニッシュする動きは強力です。
ウィニーの宿命として全体除去には弱いのですが、このデッキではそれをムーアランドの憑依地でカバーします。単体ではただの1/1飛行ですが、清浄の名誉が場にあると毎ターン2/2飛行を生成とシャレにならないクロックに。あるいは相手がリセットを打ってきたターンのエンドにトークンを出して天使の運命をつけてアタック!と絶えずクロックをかけてくるのでライフ管理は慎重にしましょう。トークンが飛んでいるのもポイントが高いですね。
また、このレシピには採用されていませんがマナ漏出などのカウンターを採用しているレシピもあり、相手が2マナ構えているときには注意が必要です。
もう一つ白系ビートダウンとして注意しなければいけないのがこちら
緑白ビートダウン
第103回五竜杯 3位
メイン
4極楽鳥
4アヴァシンの巡礼者
4刃の接合者
1ミラディンの十字軍
4刃砦の英雄
3霊誉の僧兵
2月皇ミケウス
3情け知らずのガラク
2エルズペス・ティレル
3忘却の輪
2迫撃鞘
1戦争と平和の剣
1饗宴と飢餓の剣
1踏み荒らし
8森
5平地
4陽花弁の木立
4剃刀境の茂み
4ガヴォニーの居住区
サイド
3ミラディンの十字軍
2最後のトロール、スラーン
3天界の粛清
2帰化
こちらは白いクリーチャーのお供にムーアランドの憑依地ではなく、緑を加えてガヴォニーの居住区を選択したパターン。
マナクリーチャーからの3ターン目 刃砦の英雄 はもはや手が付けられないレベルですしこのデッキでもリセットに対してはPWからのトークンですぐにクロックが補充でき、またガヴォニーが一旦起動し始めると、例えば刃の接合者しか展開していなくても6点、8点と十分に人が死ねるクロックに育っていくため除去を温存することもなかなかできません。
これは白青にも言えることで聖トラフトの霊は単体除去では対処できないので全体除去を使わざるを得ない状況に追い込まれてしまいますね。
・このデッキを対策する場合
白系ビートの真骨頂はやはり刃砦の英雄です。
エスパー・青黒などのコントロールであれば単体除去1枚でこと足りるので、むしろ除去の効かないミラディンの十字軍の方が脅威になりますが、除去を火力に頼っている緑赤ケッシグや赤単などのデッキでは1度英雄が場に出てしまうとまず1:2交換を強いられることとなってしまいます。
またビートダウン同士の対決でも3/4というもともと討ち取りづらいサイズなうえ、清浄の名誉やガヴォニーの居住区などでサイズを上げてくることもあり対処が困難です。
英雄がアタックした時点で本体を相討ち出来ても横からトークンが2体出てくるのも当然ながら厳しいですね。
緑赤ケッシグのような除去として金屑の嵐と何枚かの軽量火力を採用しているデッキでは、特に緑白と当たった時には相手のマナクリーチャーに軽量火力を使ってしまいたくなりますが、相手の英雄が出てくるまで引きつけてから金屑の嵐と感電破を一度にプレイすることで対戦相手の場を一掃する方が有効な場合も多いので憶えておくといいでしょう。
逆に英雄を使う側としては、この火力の合わせ技をなるべくケアしましょう。英雄がアンタップしたらもはやそのゲームはほぼ勝ちと言っていいでしょう。
剣などの装備品を持たせるのもいいですが、火力を2枚使わせたりダブルブロックで打ち取りに来たところで相手の意表を突くのに使徒の祝福や変異原性の成長なんかもアリかもしれません。
もう1つ最近長野県の大会で多く見かけるデッキがこちらです。
赤単
ミヤベコウイチ デッキ名「借り物Foil Deck Win(一部入替)」
The Finals レギュラー地区予選 岡谷大会6位
Main Deck(60 cards)
4 流城の貴族/Stromkirk Noble(ISD)
2 渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(M12)
3 ゴブリンの投火師/Goblin Fireslinger(M12)
4 嵐血の狂戦士/Stormblood Berserker(M12)
4 チャンドラのフェニックス/Chandra’s Phoenix(M12)
1 オキシド峠の英雄/Hero of Oxid Ridge(MBS)
3 槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)
4 燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage(NPH)
4 電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)
1 ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade(M12)
3 はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)
2 電位の負荷/Volt Charge(NPH)
1 感電破/Galvanic Blast(SOM)
4 火葬/Incinerate(M12)
20 山/Mountain(M12)
Sideboad (15 cards)
2 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace(NPH)
1 オキシド峠の英雄/Hero of Oxid Ridge(MBS)
2 ヴァルショクの難民/Vulshok Refugee(NPH)
2 反逆の行動/Act of Treason(M12)
2 危険なマイア/Perilous Myr(SOM)
3 四肢切断/Dismember(NPH)
3 躁の蛮人/Manic Vandal(M12)
赤単自体が強力なデッキであることは間違いないですが、長野県、長野杯だからこそ赤単が多い理由というのが考えられます。
それは槌のコス以外のパーツが安価であること、それとプレイングが比較的簡単(だと思われがち)なことです。
長野県は地理的な要因から大きなコミュニティが成立しづらく、居住地域にカードショップすら無いプレイヤーの方が多いくらいです。
かくいう僕もそんなプレイヤーの一人で、仕事を定時に上がったとしてもFNMに参加することすら出来ません。
そういった事情や、仕事の都合などでMTGとは年に数回リミテッドを楽しむ程度の付き合い方をしているプレイヤーも多く、そういったプレイヤーが長野杯出場してみよう!となった時に1からそろえるにしても、友人からレンタルするにしても練習時間などとの兼ね合いから赤単を選択する可能性が高いからです。そういった事情はこのデッキのデッキ名からも読み取れますねw
いずれにせよ赤単へのマークも怠ると痛い目を見ると思います。
決してプレイングが簡単なデッキだと僕は思いませんが、ブン回りの爆発力はすさまじく、マナコスト順にカードをプレイしているだけで勝ててしまうことがあるのも事実ですしね。
赤単と対戦するときには、基本的に相手の序盤の展開さえ潰してしまえばあとからどうとでもなるので丁寧にクロックをつぶしていきましょう。
上の緑白ビートダウンを使用していた時には迫撃鞘→忘却の輪→ガラクと相手のクロックを除去しながら霊誉の僧兵につなげるというコントロールのように動くのが主な勝ちパターンでした。
ただ、この展開だと後手の時に相手の流城の貴族に対処出来ないので、赤単を強烈に意識するなら はらわた撃ちの採用まであります。
相手の序盤の展開を捌いてしまったらあとはコスにだけ注意を払いましょう。電位の負荷があるので要注意ですが、それをふまえても忠誠値を3以下まで落としてしまえばすぐに奥義起動とはならないので無理にアタックに行ってアドバンテージを失うくらいなら1ターンくらい放っておいても構いません。押し引きをしっかり見極めましょう。
山梨からの刺客
今回は山梨からも多くのプレイヤーが長野杯に参戦するとの情報がすでに入ってきていますが、そんな山梨からは少し軸をずらしたビートダウンがやってきそうなので注意が必要です。
フカサワタイチ
The Finals レギュラー地区予選 岡谷大会優勝
Main Deck(60 cards)
4 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)
20 沼/Swamp(M12)
4 疫病のとげ刺し/Plague Stinger(SOM)
2 屍百足/Necropede(SOM)
4 ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader(MBS)
3 囁く死霊/Whispering Specter(NPH)
2 荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon(SOM)
4 悪性の傷/Virulent Wound(MBS)
3 蔑み/Despise(NPH)
2 破滅の刃/Doom Blade(M12)
2 夜の犠牲/Victim of Night(ISD)
1 四肢切断/Dismember(NPH)
4 鞭打ち悶え/Lashwrithe(NPH)
3 テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)
1 憤怒の三角護符/Trigon of Rage(SOM)
1 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)
Sideboad (15 cards)
3 漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)
3 ファイレクシアの槽母/Phyrexian Vatmother(MBS)
2 呪文滑り/Spellskite(NPH)
3 困窮/Distress(M12)
2 記憶殺し/Memoricide(SOM)
2 黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith(MBS)
ヨダカズヤ デッキ名「Counter Infect」
The Finals 2011 甲府レギュラー地区予選3位
Main Deck(60 cards)
7 島/Island(ISD)
7 沼/Swamp(ISD)
4 闇滑りの岸/Darkslick Shores(SOM)
4 水没した地下墓地/Drowned Catacomb(M12)
4 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)
3 瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)
4 ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader(MBS)
2 荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon(SOM)
4 マナ漏出/Mana Leak(M12)
3 雲散霧消/Dissipate(ISD)
2 はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)
3 破滅の刃/Doom Blade(M12)
1 飢えへの貢ぎ物/Tribute to Hunger(ISD)
3 熟慮/Think Twice(ISD)
3 禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)
2 漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)
2 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)
2 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil(ISD)
そう、感染です。
ヨダさんのデッキはもはやビートダウンとは言えないかもしれませんが、このデッキを引っ張り出してきてまで僕が言いたかったこと。
それは現環境でのファイレクシアの十字軍の強さです。
上記の白系人間ビートの流行を受けて緑赤ケッシグなど除去に火力を搭載したデッキが多くみられますが、ファイレクシアの十字軍はプロテクション(赤)を持っているのでいくら回りが金屑の嵐に飲み込まれようが死ぬことはありません。
またプロテクション(白)も持っているため人間ビートにも忘却の輪で除去することのできない感染ブロッカーとして立ちはだかります。(まあ刃の接合者やミラディンの十字軍には無力なんですが)
さらに、墨蛾の生息地が飛び交う現状では黒い単体除去は破滅の刃が選択されることがほとんどなためファイレクシアの十字軍は実質プロテクション(黒)まであるといっても過言ではありません。なんとゾンビでもあるため夜の犠牲ですら除去出来ず、本当に単体除去では喉首狙いか内にいる獣くらいしか効きません。
また、ビート殺しである機を見た援軍も感染・プロテクション(白)であるコイツには効果がなく、専用にサイドカードを用意する必要があるかもしれません。
最後は駆け足になってしまいましたが長野杯本戦でもきっと多くのビートダウンを見ることになると思っています。 最近のクリーチャーは本当に質が高く油断しているとすぐにライフが0になってしまうので十分な対策をとって臨むことをオススメします。
それでは、また次回!
コメント